平成30年度の技術講習会は昨年度と同様、東京会場と名古屋会場にて行いました。
【東京会場】
日時: | 平成31年2月4日(月) 13:30〜17:00 |
場所: | アキバプラザ 7階 EXルーム |
【名古屋会場】
日時: | 平成31年3月4日(月) 13:30〜17:00 |
場所: | 名古屋国際センター 4階 第三研修室
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テーマ1: | 雷サージ対策の基礎技術
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講師 : | 酒井 志郎氏
音羽電機工業株式会社 取締役 技術本部 本部長 |
テーマ2: | 電源コード、配線器具のリスクを低減するために |
講師 : | 長田 敏氏
独立行政法人 製品技術基板機構 製品安全センター 参事 |
【講義概要】
今回の講習会は雷についての基本的な技術として以下について講義をいただきました。 1.雷現象について 2.雷による被害事例 3.雷サージの侵入経路と様相 4.雷関連の規格とSPD 5.基本的な雷対策方法と製品 6.その他関連製品 雷の夏と冬の異なった発生メカニズムや雷の侵入経路と誘導雷によって破壊される機器の接地の方法など基本的な雷の知識が理解できました。 日配工で進めている接地極付きコンセントの普及に対して接地の重要性や問題点等を整理するための入口として有効であったと思われます。
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テーマ2: | 電源コード、配線器具のリスクを低減するために |
事故情報が集まるnite様の事故分析等を交え以下のような講義をいただきました。 1.製品安全4法の体系 2.電源コード、配線器具の製品事故の現状 3.電源コード、配線器具のリスクの見える化 4.電源コード、配線器具のリスクを低減する設計の考え方 5.組織としての対応 6.リスクを低減する6則 〜 HITO PR 〜 中でもリスクを見積もる具体的な方法としてR-MAPの考え方や作成の仕方等具体的な事故案件から例を用いて説明がありリスクの考え方について理解が深まりました。
東京会場では17社39名、名古屋会場では10社46名の方々に参加いただき盛況な技術講習会となりました。
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